ちょっと一言

直接お会いしている方々は自分が元気なことはご存じかと思いますが、いろいろ書けないことだらけなだけで、私は元気です(?
で、ちょっと気になったことがあったので一言書いておこうかな、と。

世界同時不況にむけてまっしぐら、暗い話ばかりの世の中という世情ですが、それでも色々な動きはあるわけです。自分もコツコツと積み上げてきたお付き合いが色々な形で芽吹くようになってきました。そんな中で気になったのが、いわゆる大企業思考というか、『仕事を与えてやる』というスタンスで話をされる方がいまだにいることです。それも大企業に所属しているのではなく、そこの出入り業者に多い感じですね。
名目上、下請ではなくBPと呼ぼうが、中小零細は直接契約は結んでやらない、指定の大手を挟め、というパターンですね。んで、ウチが紹介してやるけど、おたく中小零細だから、ウチとちがって直はだめよ、って。なんでアンタがいうねん、それは元請が言うことやろ、というのがあるわけで。BPと呼ぼうが、単なる下請けという意識に変わりはない。また、大手を挟むのも、会社としての規則や理由があるのは当然分かるのですが、実際の技術蓄積をあまりにも無視しすぎていないか?という思いがあるわけで。

実際のところ、いわゆる下請の方が現場で泥のように働き、技術を蓄積しているケースが多いわけです。もう少しそういった部分が評価されるべきと思います。ただ、周りの同業を見る限り、あまりにもいままでと同じやり方を通しているという問題点も目に付きます。世情が変われば、当然アピールすべき相手も変わりますし、その中でどのようにして『次』のアピールをするか、という部分もあります。周りと同じことをして安心する、今までと同じことをして安心する、というのは世情が安定しているときならいいと思うのですが、昨今のような世情ではリスクを背負ったチャレンジも必要ではないかな?と。要は今までと違うことも手を付ける、ということです。ただし、本業を忘れず、『次』への準備という範疇で、と思いますが。
もちろん、大手であればあるほど研究開発にかけれるコスト・パワーが大きいのも事実ですが、中小零細がまったくコストをかけていないかといえば、それはNOです。中小零細の方が実際に担当する人が優秀なこともあり、結局同じようなところに落ち着くケースも多いのではないでしょうか。ま、中小零細が互角にいけるのはあくまで狭い範囲だけですけどね。広い範囲では太刀打ちできませんて。

#まー要は、中小零細だからって安くはないよ!って話にオチがつくのですが;-p